父が亡くなって45年、昔の田舎のお葬式は血縁の濃い親戚は何軒かお手伝いで
お坊さんの宿・他所宿・お食事宿・・・と言って休憩場のお手伝いを・・・
又部落の男性陣は土葬だからお墓に深い穴を掘り・自宅からお墓まで笹竹の先に
ろうそくを点けて1メートル間隔に立てて・・・梯子の上に座棺を置いて
先頭に次女の旦那様が青竹を突いて歩き・次に長女の旦那様が裃姿で・・・
その次は故人の孫が竹に白い提灯を付けて2~3人・その次にお坊さんが
10数名・・・続いて故人の息子・甥4人で白い着物を着て輿かき
その他従弟たちの男性陣が数名で輿を掻き・棺の後に喪服を着た女性陣・・・
最後に又孫の白い提灯を・・・最後に和子のパパが露払いと言って
青竹の杖を突いて・・・占める
又前後に成りましたが、お通夜の始まる前に母と子供5人で湯灌(ゆかん)と言って父を奇麗に拭て上げて白い着物を着せて座棺だから座らせて棺に納め
裏口から外に出て自宅より下の川に裸足で清めの水で手を洗う
其れは、それは素晴らしい~昔ながらのお葬式でした。
【三月前 教えた将棋で 孫に負け(シルバー川柳)】