行儀見習いを終了して・・・

◎オバサンから「行儀見習いに一年行きなさい」と勧められて無事に一年を

勤めあげて、自宅に帰って来ました。一年山中さんのお宅に行って和子に

メリットと言えば、何が有っただろう?「嫁・姑」のドロドロとした争い

和子が感じた事は、両親は子供が成人するまでは元気で育てる義務が有る。

と言う事を感じた。

 

◎ 仮に未亡人に成っても決して「女手一つで育てて来た」と威張ってはいけない。

成人した子供に「母親に育てられた」と言う意識を持たせず一人の子供として

分別の着く大人に育てなければいけないと言う事を感じた。

 

今時は行儀見習いに行く若者もいないと思うし・・・又今時のご両親は行儀

見習いに行かせる事すら知らない・・・

此れは余談ですが、60歳の定年を迎えたのは横浜の某ホテルの

ゲストランドリー室にテナントとして配属されて・・・

退職する前は不況の煽りを受けたのか他の会社に移行され受付のみが残り

受付の業務をしました。

此処は一般のクリーニング店と違い、ホテルの従業員の制服と宿泊客の

ランドリーのみでした。有る時、受付に従業員が「上着のボタンが取れたので

付けて欲しい」と・・・その時仕事が立て込んで居て「針と糸を貸すから自分で

付けて~」とお願いをすると・・・「シャツのボタンは付けられるけど

この足の有るボタンは付けられない」と言われ和子はびっくり???

今の若者は・・・この子の母親はボタンも付けられないの???がっくり・・・

 

【聴力の 検査で測れぬ 地獄耳(シルバー川柳)】