無事に14日間の寝たきりの生活も又大事を取っての3日間の
紐付き(尿管)も終り38日と言う長い病院生活に終止符を打って愛しい息子の
待つ我が家へ~ 4時間の長い大手術の時は田舎から2人の兄貴も見守って呉れて
未だ麻酔の切れない内に帰り、満足に兄貴たちに「有難う~」とお礼も
言えなかったけど~夫や義母・愛しい息子たちに無事の退院を祝福して貰って
最高の喜びでした。ですが、大手術だっただけに未だ2週間に一度の通院が有り
未だ、あの夜2晩激痛で苦しんで、腎臓結石と言う大病を教えて呉れた胆石の石は
未だ胆のうに残り、数ヶ月に一度は激痛を・・・その後2年間
胆石の激痛に耐えて 再度入院へ・・・
三国さんとのお別れ・・・
2週間に一度検診に行く度に内緒で三国さんを見舞って居ましたが
一向に回復の兆しは見えず、有る時、病室に上がって行くと白鳥さんが・・・
「三国さんは個室に移って00号に居るよ~」って教えて頂きドアを開けると
ご主人に幼い子供さんのアルバムを沢山届けて貰って眺め・・・
「私はもう帰れ無いかも???」って???未だ4歳ほどの幼いお子さんが
無邪気に笑い・和子は熱いものが込み上げて来る。
何とも言い様の無い一ページでした。
この次の検診の時に伺ったら・・・「面会謝絶」の札が掛かり
天国へ旅立たれた様です。享年 40才かな? ― 合唱 ―
【躓いて 何もない道 振り返り】