和子のこぼれ話-98〜柴橋商会に採用される〜

和子は独身の頃から大会社ばかりで零細企業の会社に勤めたのは
日本ジャージが初めてだった。日本ジャージも社員は50人ほど居て
先ず々の会社だったけど、上司がグルに成って気に入らない社員を
撥ね退ける。生まれて初めてこの様な経験をし2度と個人会社には
行きたくなかった。柴橋商会の本社ビルに面接に行き、一歩足を
踏み入れた時は(学暦の無い和子の来る所じゃ無かった〜)と
思ったけど不採用に成って当然、と諦めて・・・やっぱり本社ビルでの
採用は不採用だったけど、暫くして部長直々から電話を頂き
「本社ビルでの採用は残念でしたが、ランドマークでクリーニング工場を
設立するから如何ですか?」と・・・和子は「宜しくお願いします。でも〜
ランドマークでの勤務に当たって福利厚生や勤務時間など詳しい情報を
教えて頂けませんか?」と言うと・・・「早速求人に着いて詳しく記して
お手紙を送ります」とランドリー工場の方へ採用が決まった。
2〜3日して部長からお手紙を頂き、本採用をお願いすると・・・
「今から井土ヶ谷工場の杉崎工場長に電話をして置くから井土ヶ谷工場へ
もう一度面接に行って下さい」と言われ・・・井土ヶ谷工場へ・・・
4時頃だったかな?杉崎工場長と面接をしたのは???
未だ々若い青年で(此れで工場長?)って感じの男性だった。