和子のこぼれ話-67〜和子の日常生活―19

ガウンの縫製工場で働く斎藤繁ちゃん、10数年前にご主人の転勤で横浜に来
ご主人は航空会社にお勤めで上大岡から羽田にお勤めとか?
やっぱり縫製工場は2階も下も女性ばかりで人間関係が難しい様です。
繁ちゃんはお昼に和子のテーブルの前で息子の大学の話し等で時々
お話しをして仲良しでした。偶に仲間と上大岡の赤い風船と言うビルの
上階にボーリング場が有って行ったり、会社終わって食事に行ったりすると
繁ちゃんと帰り道、2人に成ると時々和子に零しばなしを・・・
有る時、「2人で何処かへ行こうか?」と言ってお休みの日に大船のフラワー
センターに行ったり〜 取っても大人しい人でしたが、和子に心を許し
ガウンの縫製工場の人の噂も・・・和子は何時も山口さんと2階の
物置き部屋で休んで居ると繁ちゃんも来たそうでしたが・・・やっぱり
ガウンの仲間に気を使い、殆ど休憩には物置き部屋には来なかった〜
ガウンの仲間も山口さんも和子とそんなに親しくして居るとは誰も
知りませんでした。