和子のこぼれ話-26〜兄ちゃんの思い出-10〜

和子には実の姉が2人、兄嫁が2人に成り、兄貴(長男)のお嫁さんは
「姉さん」と・・・兄ちゃんのお嫁さんは本人と話しをする時は「姉さん」と
言いますが、彼女の事を和子は「たずえさん」と・・・
たずえさんは働き者で良く気が付くし、素晴らしい兄嫁さんです。
でも〜若くして実母を癌で亡くした制か、そうで無いかは判りませんが
兄ちゃんと結婚する前から「親鸞会」と言う宗教の仲間に入り時々は
集会に出席して居たそうです。この「親鸞会」とは最近
和子は知ったのですが、滋賀県の実家の方は殆どのお宅が
浄土真宗西本願寺」の門徒親鸞聖人を大事にし信仰の深い所です
最近、聞く所に依ると「親鸞会」とは親鸞聖人を信仰し敬う宗教ですが、
一寸学会に似た様な?
兄ちゃんと結婚する時に「私は親鸞会のメンバーです」と言って了解を得て
結婚し、兄ちゃんも偶には会に出席して居たそうです。これが
親鸞会」では無かったら、兄ちゃんも承知はしなかったかも?


時が経って兄ちゃんも2人の子供の親と成り、夫婦で山林組合の看守と成り
村の山を全て引き受け、苗植えから下狩り、木起こし、枝打ち・・・と
隣り近所のオバサン達をパートに使い頑張って居ました。勿論
姉さんも・姉ちゃんも兄ちゃんの山で働き、頑張って居ました。