和子の生い立ち-26〜遅れた電車〜

其れから1か月後に今度は「大阪を案内するから〜」って誘われて
大阪へ・・・簗瀬からバスで能登川に行き電車を待ってると
定刻に電車は来ない?遅れる事3〜40分でようやく電車が来て
乗ったのは良いけど〜30分も40分も遅れたのでは待ち合わせの
場所に植野さんは居ないだろう?行くのを止めようか?どうしようか?って
散々迷い、それでもやっぱり約束だから・・・と遅れた電車に乗って
大阪へ行きました。当然植野さんは居ません。
待ち合わせ場所で辺りをキョロキョロして探しましたが、30分以上の
遅刻では居よう筈も無いし・・・会社へ帰ったのだろうと思い
聞いて居た電話番号に電話を・・・と公衆電話を見つけましたが
当時、未だ会社はダイヤル式の電話機じゃ無く電話局が出る方法で
ダイヤルで電話を掛けた事が無く、恐る々ダイヤルを廻すと・・・
女性が出て「植野さんは『お姉さんの所へ行く』と出掛けられました」と・・・
京都にお姉さんが居るとは聞いて居ましたが、行く当ても無く・・・
仕方なく(帰ろう〜)と思って切符売り場を探し、切符売場へ・・・
すると・・・駅構内アナウンスで「滋賀県の小林和子さん、お友達が
お待ちです。中央案内所までお越しください」と・・・
急いで中央案内所へ行くと・・・大きな画材を持った植野さんが???
和子を一時間も待ち、探して呉れたとか?嬉しかったな〜
でも〜やっぱり大人しく静かな植野さんは会話も少なく、笑う事も無く
一日が終わり、帰りには彼は絵画が得意で、見事に美智子皇后さまを・・・
当時は未だ皇太子とご結婚されて2〜3年経ってたのかな?