それは違うんじゃない???

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     《和子は又々こんな記事を見た~》

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     眞子さま結婚問題に下重暁子氏「崩壊した

                      『家制度』を皇族にだけ求める愚かさ」

 何より素晴らしいのは、皇室の中にいた眞子さまが大学で

小室さんと知り合い、「恋」を知ったということ。本当に心から

愛する人と出会えたのは幸せなことです。

 互いを愛する気持ちを、30歳になるまでずっと守り続けた

お二人は立派です。心から拍手を送りたいですね。 結婚となると、

どうしても昔ながらの「家制度」が入りがちです。しかし、現代は

世界的にも婚姻の価値観がどんどん変わっています。日本でも

家制度は崩れかけているし、今後は夫婦別姓が制度化され

同性婚も当たり前になるはずです。そんな時代に、旧態依然の

家制度を皇室に、しかもこれから民間に出ていく方に強いるのは、

愚かなことではないでしょうか。 むしろ眞子さまと小室さんの

一件は、日本の結婚が変わりつつあることの象徴として

受け止めるべきだと私は思います。

 そもそも小室さんの母親の金銭トラブルは、母親と婚約者の

問題であり、小室さん本人とはなんら関係ありません。それに

収入が少なかったり、経済基盤が整わないまま結婚するケースは

世の中ザラにある。そんななかで、小室さんの「家」の資質を

問い、皇室の女性と結婚するのにふさわしくないとの反発は

時代遅れも甚だしく、ナンセンスです。どこを突いても何も出ない

清廉潔白な家など、あるはずがない。 私は2015年に出版した

『家族という病』(幻冬舎新書)で、「家族だからわかりあえる」という

考えは幻想にすぎないと指摘すると、多くの人が「よくぞ書いて

くれた」と共感してくれました。 あの本がなぜベストセラーに

なったか。それは、どの家庭もみな「家族の問題」を抱えているからです。

親子兄弟みんな仲良くて、幸せなんてことがどこにあるでしょうか。

皇族も、その結婚相手も、誰もが等しく家族という難題を乗り越えて

生きているのです。 皇室が「国民の象徴」であるならば、我々と同じように

家族の問題を乗り越えて結ばれようとしているお二人を祝福するのは、

至極当たり前の話なのではないでしょうか。結婚一時金も

辞退されるようですし、国民から非難されるいわれはない。

もっとも結婚してハッピーエンドではありません。どこの家庭も

結婚後は金銭面や精神面など様々な苦労がある。 眞子さま

小室さんは全く違う環境で育ったから、結婚後もこれまで以上の

難題があるはずです。今後、眞子さまもまた、家族の問題を

抱えることもあるでしょう。それでも、自分たちが選んだ結婚で

あるならば、自分たちが責任を持てばいい。 長く試練の期間を

過ごしてきたお二人には、そのエネルギーや覚悟が

できていることでしょう。 私たちはただ、お二人を遠くから

静かに見守れば良いのです。

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和子はこの記事を見て「それは違うんじゃない???」

と思います。と言うのは確かに今のこの時代は若い2人が

愛し合い結婚する事に親の意見は通らないご時世です。だから

「眞子さんと小室さんも長年愛し合って来たのだから周りが

とやかく言う必要は無いし、言えば眞子さんと小室さんは迷惑

して居るかも知れない。ですが・・・一般家庭の若い2人が

共に愛し合い「彼女と結婚する・彼と結婚する」と言っても

双方の両親が共に会食をして双方の両親が納得の上で結婚します。

 

現在はこの様なご時世ですが、美智子上皇様初め、雅子皇后様の様に

立派なご自宅で生まれ育った小室圭さんなら国民の皆さんが

歓迎をして黒田清子様同様にご結婚されるでしょう?ですが

眞子さんは一般人とは生活環境が違い過ぎます。婚約内定から

4年経った今、久々に帰って来て国民を驚かせるスタイル・・・

💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦

 

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皇室より恐ろしい解決金の“出所”

 伴侶となる人と一緒に両親に挨拶することもなく、眞子さま

室を離れようとされている。だが、仮に秋篠宮さまが小室さんと

会われることがあるとしたら、どんなときだろうか。 「それは、秋篠宮さまが

小室さんに、“あなたの背後にいるのは誰なのか”と詰問されるときではないでしょか。

小室さんを動かす“黒幕”は誰か、宮内庁内でもそこに神経質になっている人は

少なくない」(前出・皇室関係者)  宮内庁がここまで小室さんの「背後」の

存在に過敏になるのには理由がある。 「小室さんは結婚後、アメリカで眞子さま

暮らす予定です。ですが、社会人経験のない眞子さまの海外生活というのは、

宮内庁としては不安ばかりです。ですから宮内庁は、現地での生活を何らかの形で

サポートすると、小室さんに申し出ていたようです。ところが、小室さんは、

“放っておいてください”という態度だそうです」(前出・皇室関係者)  

宮内庁のサポートがなくても大丈夫なのは、ほかに頼れる“あて”があるからだと

みる関係者は多い。 「秋篠宮さまも宮内庁も、小室さんのそうした反応から、

“小室さんをサポートする存在が必ずいる”と懸念を示すようになったそうです。

ただ、その存在について小室さんに聞こうとも、“お話ししたくない”の一点張り。

“そんな人はいません”と否定しないあたりが、暗にその存在を肯定しているようで

恐ろしいのです」(前出・皇室関係者)  小室さんは4月、母・佳代さんの

元婚約者Aさんに解決金を支払う意向を示した。では、その解決金は誰が

用立てるのか。長期にわたって小室家の代理人を務め、宮内庁やメディアの

窓口を担ってきた弁護士への報酬は誰が出しているのか。400万円の借金を

返済しなかったことでトラブルとなったはずの小室家が、自力でそうしたお金を

賄えるとは考えづらい。 「もし、誰かしらから金銭的なサポートを

受けているのだとしたら、小室さんはその相手に“借り”を作ることにもなります。

すると、結婚後は眞子さまがその借りを返さなければいけない状況に陥ることは

ないでしょうか。その“借り”を材料に眞子さまが利用されるようなことがあっては

なりません」(前出・皇室関係者) 

金銭トラブルを巡って、Aさん側は一貫して、佳代さんとの話し合いを求めてきた。

しかし、佳代さん側が「心身の著しい不調」を理由にそれを拒否、今後は佳代さんに

代わって小室さんが話し合いの席に着くよう調整中だという。 「これまでずっと

Aさんは佳代さんとの面会を求め、佳代さんから説明を受けられるなら手紙でもいいと

譲歩したこともありました。それが突然、代わりに圭さんとは……。Aさんは、

この問題に圭さんを巻き込まないようにしてきました。ですが、佳代さんが圭さんを

巻き込んだのも同然です」(Aさんの代理人)  さらに、Aさんの知人は

こんなことも漏らした。 「これは果たして小室家側の発案なのでしょうか。

何か得体の知れない、不気味な存在が後ろにいるのではないかと勘ぐってしまいます」

 Aさんの立場からすれば、嫌な心配が浮かぶ状況だ。 「小室さんが示してきた

解決金の“出所”はどこなのか。“皇室マネー”だとしても問題ですが、もっと

得体の知れない怪しい人たちのお金だったとしたら──そのお金を受け取って

いいのか判断できないと、悩んでいるかもしれません」(前出・皇室関係者)

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【老人の 記憶を試す 特別便(シルバー川柳)】

新型コロナは本当に怖い・・・

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       《和子は又々こんな記事を見た~》

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      コロナで父を亡くした記者が伝えたいこと

私はNHKさいたま放送局に勤務する入局3年目の記者です。

7月27日の夕方、携帯電話が鳴りました。

市外局番は「076」、金沢市内の警察署からでした。

「マンションの部屋でお父さんが亡くなっているのが見つかりました。

身元を確認したいので来ていただけますか」

単身赴任中だった父は57歳。

私は突然、“コロナ死”の遺族になりました。

感染状況は落ち着いてきましたが、自身の経験が誰かの役に立てばと思い、

父が亡くなる前後の経緯、感じたことを記します。

遺体発見後 検査でコロナ陽性

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「きょう中に向かいます」

金沢市内の警察署から電話を受けたときは頭が混乱し、そう答えるのが

精一杯でした。 事件・事故の取材を担当し、ふだんから警察官と話すのは

慣れているはずなのに、父がどういう状況で亡くなったのか死因は何なのか、

何も聞けませんでした。 急いで仕事を切り上げて大宮駅で北陸新幹線

乗り込もうとすると、また警察から電話がかかってきました。

「遺体発見後に抗原検査をしたら陽性でした。コロナに感染して

亡くなったのかどうかはわかりませんが、きょうはお父さんの顔を

見ることができないことはご理解ください」

父がコロナ…。

感染して療養中だったわけではないので、正直まさかという思いでした。

「自宅には入らないで」

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金沢駅で母と合流し、遺体が置かれた警察署に向かいました。

父との対面はやはり認められず、撮影された写真で身元を確認。

生活状況などの聞き取りを終えてホテルに着いたときには、

午前0時を回っていました。

警察からの説明で、父を見つけたのは職場の同僚と分かりました。当日、

在宅勤務をしていた父と連絡がとれなくなったため、管理人と部屋に

入ったところベッドの上で死亡していたそうです。

母に聞くと父は軽度の糖尿病を抱えていて、ワクチンは翌週に接種する

予定だったということです。  あまりにも突然すぎる父の死…。

この日はなかなか寝付くことができませんでした。

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翌日、遺品を整理するため父が暮らしていた部屋に行こうとしましたが、

保健所から止められました。

「感染のおそれがあるので、最低でも3日間は部屋に立ち入らないでください」

亡くなった父と対面できず。最期を迎えた場所にも行けず。

新型コロナウイルスの非情さ、そして無力感を感じ涙が止まりませんでした。

対面は3日後「5分以内で」

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父が亡くなってから3日後、ようやく対面が許可されます。

PCR検査も陽性で、死因は「新型コロナウイルス感染症」とされました。

「対面は5人以内で5分まで」

事前にそう伝えられていたため私と母と妹、それに叔父の4人で

安置されている場所に向かいました。

ひつぎに納められた父はシートで二重に包まれ、顔の部分だけが見えます。

優しい表情で顔色も赤みが差していたので、まるで寝ているようでした。

発見されたときも、父の表情は穏やかだったといいます。

立ち会った警察官は「寝ている間に苦しまずに息を引き取ったのでは

ないか」と話していて、それが唯一の救いに感じました。

実家に連れて帰りたいという気持ちもありましたが、金沢市からコロナに

感染しているので市内で火葬するよう求められ、だびに付しました。

すぐに家に帰ることができない父がふびんでなりませんでした。

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楽しみにしていた妹の成人式

メーカーに勤務していた父。私が小学校高学年のときから単身赴任の

生活が続いていましたが、週末に帰ってきたときには食事や買い物などに

連れて行ってくれました。まじめで口数が少なく、責任感の強い人。

それが父の印象です。 記者になって思うような仕事ができないと愚痴を

こぼしたとき、「そんなすぐにやりたいことができるものじゃない」と

たしなめられました。私が記者になることを反対していた時期もありましたが、

社会人の先輩として厳しくも温かく見守ってくれていました。

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              🔘 (※遺影は家族の意向で一部加工しています)

そんな父が楽しみにしていたことがあります。

亡くなった3週間後に予定していた妹の成人式用の写真撮影です。

晴れ着姿を見るのを心待ちにしていました。

3年後には定年退職し、母と一緒に旅行を楽しむことも趣味のゴルフを

思う存分することもできたはずでした。

久しぶりに実家で会い、駅まで送ったとき。車から降りる父に「じゃあ」と

声をかけたのが、最後に交わした言葉となりました。

これまで育ててくれたことに感謝の気持ちを伝えたかった。

今はもう叶わない願いです。

亡くなるまでの経緯は

父は亡くなるまでの間、異変に気付かなかったのか。

家族や職場の方に話を聞くと、部分的にですが状況が分かってきました。

💌 <7月20日(亡くなる1週間前)>

母が電話をかけるも、父は「のどが痛い」と言って会話を渋る。

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父は、LINEで「エアコンでのどをやられて話せない。木曜日の昼までに

帰ります」と、のどを痛めた理由をエアコンのせいだと伝えていました。

💌 <7月22日(亡くなる5日前)>

家の用事で母のいる自宅に帰る予定だったが取りやめに。

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父は、LINEで「のどの痛みは、だいぶ収まってきたけど、移動が

きつそうなので今日帰るのやめます」と母にメッセージを送っていました。

やり取りの中で母は、ワクチンの接種券が届いたことなどを父に

伝えていましたが、この状況でも、コロナに感染したとは思っていませんでした。

母もエアコンのせいだと思い込んでいたといいます。

💌 <7月23日(亡くなる4日前)>

父が電話で母に「のどの調子もよくなり、元気になった」と伝える。

これが父と母の最後の会話になりました。

💌 <7月26日(亡くなる前日)>

体調が回復したとして出社したものの、せきこむなどしたため午後から

在宅勤務に切り替え。この日の午後5時ごろ、同僚が電話をかけたときは、

せきもなく元気そうだった。

💌 <7月27日(当日)>

この日も在宅勤務で午前9時前にオンライン会議に出席。その後、

連絡がつかなくなったため同僚がマンションを訪ね、亡くなっている父を発見。

職場の同僚に話を伺うと、父はいつも個室で一人で仕事をしていて、食事も

弁当を持参するなど人との接触は極力控えていたそうです。

父の職場で感染者は出ていましたが、保健所からは濃厚接触者には

あたらないと判断されていました。

どこで感染したのかはわかりませんし、いまさら言ってもしかたありませんが、

「父はなぜ異変があったときに新型コロナに感染したかもしれないと

疑わなかったのか」「病院を受診していれば」

と無念でなりません。

感染に気をつけていたのに

父の死から3日以上たち、ようやく部屋に入ることができました。

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専門の業者が室内を消毒したあと、遺品の整理にとりかかりました。

リビングにはアルコール消毒液や大量のマスク、洗面所には非接触型の

ハンドソープが置かれていました。

そしてパソコンやスマートフォンの履歴を確認すると、頻繁に出前を

頼んでいた記録が残されていました。

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🔘 インターネットの検索履歴

母の話では感染が拡大してからは、得意ではなかった自炊も始めたとのこと。

軽度の糖尿病を抱えていたこともあり、人並み以上に感染には気を

つけていたそうです。

思い返すと高速バスで帰る際は混雑する時間を避けていたし、

ことし実家で会ったときも食事は自分の部屋で一人でとっていました。

新型コロナへの感染を疑わなかったのは、対策は十分行っているという

自負があったのかもしれない。
父の部屋を訪れたとき、そう感じました。

コロナ死”の遺族として感じたこと

感謝の言葉も別れの言葉も何も伝えられず、父は突然逝ってしまいました。

命を奪った新型コロナウイルスがただただ憎いです。

そして父がのどを痛めたときや前日に体調が悪化したとき、感染に気付く

チャンスがあったと思うと本当に残念です。

新型コロナに関するニュースを連日伝えていますが、父親に

「もっとコロナの怖さを伝えておけば違う結果になったかもしれない」と

自分を責めることしかできませんでした。

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ワクチンの接種が進み、第5波も収まってきたことで、さまざまな

活動制限は緩和されます。 父のように感染を恐れ、気をつけていても

亡くなることがある。 それも突然に…。
自身が、そして大切な人がそうならないためにもできる限りリスクを

減らす行動を続けてほしい。そして少しでも体調に異変を感じたら、

感染を疑って検査を受けるなどしてほしいと思います。

💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦

さいたま局 記者 粕尾祐介さん、貴重な体験談を有難うございました。

和子も2人の息子の母で、双方に結婚して同じ市内に住んで居ますが、

このコロナ禍でお盆でも「両親に感染させると大変だから・・・」と長男が

一人で来て呉れましたが、その前日に次男から「夫婦でコロナに感染して

高熱で苦しみ自宅待機してる」とLineが来て目の前が真っ白に成りました

 

近くに住んで居ても見に行くことも出来ず、ひたすら夕方一度Lineをして

返事の来るのを待つのみ・・・ お陰様で夫婦とも元気に回復して呉れたから

安堵しましたが、このコロナも1年半以上に成って、国民の皆様も自粛生活に

疲れを感じ、今回今日で緊急事態宣言も全面解除に成りますが、又第六派が

心配ですね?

個人・個人でコロナ感染に充二分気を付けてわが身を守りましょうね?

粕尾祐介さん、御父上のご冥福をお祈りいたします。

貴重な体験談を有難うございました。M(__)m

【驚いた! 惚れるとボケるは 同じ文字(シルバー川柳)】

小室圭さんは結婚する気が無いのでは???

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       《和子は又々こんな記事を見た~》

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  小室圭さん 1年越しの“宿題”…果たすべく会見へ

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さん(29)のアメリカでの新生活は、

11月30日の秋篠宮さまの誕生日前にスタートするという見方が出てきました。

🔘 小室さん 自宅で2週間“隔離生活”

 成田空港に、小室圭さんが姿を見せました。およそ3年2カ月ぶりの

帰国です。小室さんは、ノーネクタイのスーツ姿で、伸びた髪を後ろに

束ねていました。報道陣の前でお辞儀をした後、入国手続きや

新型コロナウイルスの検査へと向かいます。

 この後、宮内庁が用意したとみられる車で向かったのは、横浜市内の自宅です。

ここで2週間の隔離期間を過ごした後、眞子さまとのご結婚の準備に入ります。

🔘 安定収入が得られる就職先を確保

 3年前、小室さんは弁護士資格を取るため、ニューヨークへ留学。今年、

   受験した司法試験の結果はまだ出ていませんが、すでにマンハッタンの

   中心街にある大手法律事務所で働き始めています。

 安定した収入が得られる就職先を確保できたのです。

 さらに、眞子さまも去年、結婚への強い思いを文書で公表されました。

 眞子さま:「結婚は、私たちにとって、自分たちの心を大切に守りながら

   生きていくために必要な選択です」

🔘  1年越しの“宿題”…2人で会見へ

 秋篠宮さまは、去年の誕生日会見で、2人の結婚を認め、一つの注文を

出されました。 秋篠宮さま:「実際に結婚するという段階になったら、

もちろん、今までの経緯とか、そういうことも含めて、きちんと話すと

いうことは、私は大事なことだと思っています」

小室さんは、1年越しの“宿題”を果たすべく、眞子さまとともに記者会見に

臨むとみられます。 眞子さまは、特任研究員として働いていた博物館を

今月いっぱいで退職します。4年前には、博物館を訪問された上皇ご夫妻を

案内されたこともありました。

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確かに親として娘が「どうしても彼と結婚したい」と言えば、現在のご時世では

親の意見は中々聞き入れて貰えず、秋篠宮ご夫妻に取っても厳しい選択だと

思います。和子も半世紀昔、夫と結婚する時は父から「一握りの土も無い

東京には行かせたくない」と猛反対をされましたが、兄貴(長男)と東京へ

お見合いに来て兄貴から夫の事を「彼は真面目そうな男性だから良いだろう」

と認められて縁談を進めましたが、父は「4人の子供には其々に持ち家が

有るのに~和子には一握りの土も無い所には遣りたくない」と兄貴や姉の家に

行って「『和子に東京へ行くな』と言って呉れ」と頼みに歩いたと聞きます。

 

和子は家族だけの出来事で仮に夫と離婚して帰っても波風は極小で済みますが

眞子様はお国の象徴とも言われるお姫様で、まして小室さん親子には様々な

波紋が蔓延って居るのに・・・秋篠宮ご家族の問題ではなく長く守られ続けて

来られた皇室・並びに国民の皆さんが守って来た言わばお国の宝物を

「どうしても彼と結婚したい」と言うから・・・と軽々とお許しに成る事は

理解に苦しみます。又佳子様も・・・

「私とお姉ちゃんは生まれた時からここしか知らない」

眞子様はどの程度一般人の生活環境をご存じか?又ネットやテレビ

新聞紙上で小室さん親子の「波乱万丈」の人生を報じられ一般人に

成られたら地獄の様な苦しみが待って居るのに・・・

     この記事は2018年の記事ですが・・・

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眞子さまのお相手・小室圭さんがアメリカ留学をする本当の理由

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大学時代にアメリカ留学していたときの圭さん。「スーパーマン」の

仮装をして外国人美女と('12年ごろ) 6月29日の朝、法律事務所に

出勤するため、自宅マンションを出た小室圭さん。
「結婚の意思に変わりはありませんか?」

 報道陣のひとりがそう質問すると、圭さんは質問には答えず、

最寄り駅へと足早に歩いて行ってしまった……。

この日の前夜、こんな見出しのネット記事が日本中を駆け巡っていた。

《小室圭さん、3年の予定で米国へ》

 秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚が再来年まで延期となっている

圭さんが、今夏から“アメリカ留学”を予定しているというのだ。
「この夏から約3年間、現地の弁護士資格を取得するため、

アメリカ・ニューヨーク州にある大学のロースクールに通うそうです。
現在勤務している法律事務所に籍を置いたままの留学で、資金面は

この事務所の支援と奨学金などでまかなうとのこと」(皇室担当記者)
 この留学について、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、

“費用面”での効果を指摘する。「日本で小室さんが外出する際には必ず

SPがついていますが、海外ではおそらくつかないでしょう。

また、現地警察が何らかの警備をしたとしても、

日本側が、その費用を負担することはないと思います。

さらに、今は24時間体制で自宅も警備していますが、小室さん本人が

不在なら、その警備は緩和されるでしょう」 一部では、月に数百万円の

警備費用がかかっていると報じられたが、それらが軽減される可能性が

高いようだ。 そもそも、おふたりの結婚が延期となったのは、圭さんの

母親・佳代さん(51)の「金銭トラブル」が原因だとみられている。いまだに

小室さん親子は、元婚約者の男性に対して400万円超の「借金」を返していない。

アメリカでの弁護士資格取得、その意味は

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そんな圭さんがアメリカで弁護士資格を取得するのには、

いったいどんな“意味合い”があるのだろうか。『弁護士法人・響』の

徳原聖雨弁護士に話を聞いた。

アメリカで弁護士資格を取得しても、日本で活動することは基本的には

できません。ただ、日弁連に登録すると、仮にニューヨーク州での

資格があれば、ニューヨーク州に関することだけなら扱うことができます。

とはいえ、アメリカで資格を取得したら、その州で働く方が多いです」

アメリカで仕事をしながら、現地で眞子さまとの結婚生活を送ることを

思い描いているのだろうか。さらに気になるのは、アメリカ留学の費用だ。

アメリカのロースクールには、1年間と3年間のコースがあります。

1年コースは、他国の法学部やロースクールを卒業している人たちなど、

ある程度の法律知識がある学生が入るもので、3年コースは法律をイチから

勉強する人たちが入学します。小室さんは3年間の留学なので

後者のコースなのでしょう。アメリカのロースクールの学費は

年間で400万~500万円くらいだと言われています。3年コースだと、

少なくとも1000万円は超えると思いますよ」(徳原弁護士) 

勤務先に支援してもらえるとはいえ、高額な学費がかかることから圭さんの

“本気度”がうかがえる。しかし、ある皇室ジャーナリストは、圭さんの

アメリカ留学に疑問を投げかける。

「今年2月に発表された結婚延期の理由は、“十分な準備を行う時間的余裕が

ないこと”でした。十分な時間がないために結婚を先延ばしにしたにも

かかわらず、小室さんの留学は'21年までの予定です。

 今夏に発たれた場合、'20年の結婚までに、眞子さま宮内庁サイドとの

話し合いの機会が減ってしまう。“時間的余裕”がないはずなのに

“なぜ留学するのか”という疑問が浮かびます」

圭さんが留学することになった本当の理由とはいったい……。

秋篠宮家関係者は、次のように説明する。

宮内庁サイドは、留学中におふたりが“遠距離”になるため、3年間で

お互いの気持ちが薄れて“諦める”方向に流れていく可能性を視野に

入れているとも考えられます。 さらに、この結婚が国民から祝福されて

いないと圭さん本人も感じているでしょう。

再来年の結婚を前に、あえてアメリカ留学を決断したということは、

婚約が“白紙”になることも覚悟しているのではないでしょうか」

今はただ、おふたりを見守るほかないだろう─。

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和子はきのう日本にお帰りに成った小室さんの姿を見て・・・

「やっぱり眞子さんとの結婚は辞めた~お金目当てで、此処まで粘ったけど

無一文の眞子と結婚しても足手まといに成るだけ・・・」って

言うような気がする。(笑)一途に小室さんを愛した眞子様には気の毒だけど

【世辞言わぬ デジタルカメラの 解像度(シルバー川柳)】

「眞子さま百年の恋は新皇室の危機」・・・

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   《和子は又々こんな記事を見た~》

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眞子さまのご結婚が“恋愛問題”で

       済まされない深刻な理由

  《黒田清子さんは皇族のお相手として

               ふさわしい方を…》

秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚については、今なお

国民の、あいだでさまざまな議論が巻き起こっています。「文藝春秋」

秋篠宮家の内実を報じてきました。ノンフィクション作家・保阪正康氏による

眞子さま百年の恋は新皇室の危機」を特別に全文公開します。

共感と尊敬というアンビバレントな感情

国民は、皇室に対して共感と尊敬というアンビバレントな感情を抱いています。

共感とは、皇室も決して自分たち庶民と縁遠い世界ではなく、同じ日本人として

共感できる存在でいてほしいという思いです。「愛子さまはお相撲が好き」

悠仁さまは虫取りに夢中」といった御日常が繰り返し報じられるのは、

庶民に近い皇族の姿に多くの日本人が共感を覚えるからでしょう。ところが

その一方で、国民の中には、いまの日本ではほとんど失われてしまった、

長い歴史を誇る血筋や家柄を日本の象徴として保ち続けて欲しいという

思いがあります。庶民とは隔絶した気高い存在であって欲しいという思いも

国民の切なる願いなのです。

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小室氏が天皇家の親族となることは受け入れられるのか

 それゆえ、個人の感情の発露である恋愛となったとき、場合によっては、

国民の心の中で、この二つの価値観がぶつかってしまう。個人の生き方として

恋愛して結婚するのはすばらしいことであるのは、誰もが理解しています。

ただ、歴史的に連綿と続いてきた皇族の方がその枠から外れる、もしくは

社会常識から外れるような恋愛に走ることは、やはり国民としては容易に

受け入れるのが難しいのです。

イギリスのマーガレット王女が個人として恋愛をするのは、

問題ありませんでした。しかし彼女もイギリス王室の一員であり、その歴史や

伝統の枠からは外れるような恋は、周囲からも国民からも支持が

得られなかったのです。それゆえ、相手との結婚を諦めざるを得なく

なったのです。 では小室氏が天皇家の親族となることは受け入れられるのか。

私は小室氏が、母親の借金問題について次のように述べたことはとても

大きいと思いました。

支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました

💌「支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました。そのため、

平成29年12月から元婚約者の方のコメントだとされるものが連日

報道される事態となり、私も母もたいへん困惑いたしました。(中略)

ご支援を受けたことには今も感謝しておりますので、今後は

元婚約者の方からご理解を得ることができるよう努めたいと考えております」

 
私は、これを読んで眞子さまとの結婚は難しくなったと思いました。

何しろ母の借金は、小室氏自らの学費に遣われているのです。にもかかわらず

返済する気はないと言い切ってしまった。これでは国民の共感は得られません。

それゆえ、「二人とも好きなのだからご結婚されればいい」という意見には、

賛成することはできないのです。

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   💔婚約内定記者会見での眞子さまと小室圭さん

皇族のお相手としてふさわしい方を選ばれてきた

イギリス王室のように、日本でも皇族の恋愛が皇室に危機をもたらす

可能性は、以前から十分にありました。そうならなかったのは、天皇陛下

秋篠宮殿下も黒田清子さんも、そしてほかの皇族の方々も、

皇族のお相手としてふさわしい方を選ばれてきたからでしょう。

その幸運に安住したのかどうかはわかりませんが、政府も宮内庁も、

潜在的なリスクに対する意識は希薄でした。小室氏のことは急に降って

湧いた問題であるかのように考えられていますが、どこかの段階で手を

打つこともできたはずなのです。なぜそれができなかったのか。

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それは皇族の恋愛について、誰もが考えるのを避けてきたからでしょう。

皇族は、基本的には幼稚園から大学まで学習院で過ごします。卒業したら

大学院に残るなり、大学関連の仕事に就くなりしつつ、成年皇族として

公務もなさる。男子は皇室に残りますが、女子はいつか一般の男性と結婚し、

皇族の身分を離れます。高円宮家の姉妹がまさにそうであったように、

これまでの女性皇族たちがこのルートに従ってきたため、幸い道を

踏み外す方はいませんでした。 そのことを当然のこととして

受け止めてきたから、眞子さまの問題が起きたとも言えるのです。

しかし皇族も人間である以上、感情を持っています。どこかで

決められたこと以外のことに挑戦してみたい、という考えを持つのが自然です。

実際、進学先は自由に選ばれるようになってきました。高円宮承子さまは

早稲田大学高円宮絢子さまは城西国際大学眞子さまや佳子さまは

ICU、そして悠仁さまはお茶の水大学附属に進んだわけです。

皇族は学習院に進むべきだという話がしたいわけではありません。

問題は大学に限らず、あらゆることに自由な選択が広がり得るということなのです。

皇族の方々にも自分なりの考え方は当然あるでしょうし、これまでの

天皇家のあり方に疑問を持たれることもあるかもしれません。

秋篠宮家の父母と娘たちの関係を、修復できそうな人はいない

もし今の日本に上皇陛下の御教育掛を務めた小泉信三のような知恵者が

いたら、今回の事態を看過せず何らかの手を打つなり、助言をするなり

していたでしょう。 しかし残念ながら小泉のような人物は、皇室の周辺にも

宮内庁の側近の中にも見当たらない。秋篠宮家の父母と娘たちの関係が

断絶していることは明らかなのに、それを修復できそうな人はいないのです。

こうした危機をどう収めるか、あるいは、将来同じような危機が起きないように

するにはどうしたらよいか。私は、宮内庁の側近と言われる人の中に、

皇族の相談相手となり得る人が必要だと考えます。

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 💔 秋篠宮家に限らず皇室の方々の生活を支える側近は最近、

「ことなかれ」的な公務員気質を持った人が多いようです。2~3年の

ローテーションで様々な官庁から回されて来るだけだから、「腰掛け」的な

意識が抜けきらない。昨日までずっと外務省や警察庁にいた人ですから、

皇室のことはほとんど知識がありません。皇室のために一肌脱ごうという

意識がないのも当然なのです。 その結果、皇族の恋愛に限らず家庭内の問題に

ついて「畏れながら申し上げます」と意見できる人がいません。眞子さま

小室氏と交際中、一人として秋篠宮ご夫妻に意見を述べる側近がいなかったことが

人材不足を証明しています。 何も側近者全員が「小泉信三」である必要は

ありません。少数でもいいから皇室にお仕えするという意識を持ち、

宮さまたちが本心から相談できる側近を身近に置く制度に改めるべきです。

平成の皇太子家と秋篠宮家のご交流は……

 もうひとつ、令和の時代にぜひ期待したいのは、雅子さま眞子さま

佳子さまのご相談に乗る、あるいは紀子さま愛子さまのご相談を

受けるという御親戚同士の交流が生まれることです。

平成の時代には、皇太子家と秋篠宮家のご交流があまり見られませんでしたが、

ご親族同士が助け合う関係になれば難題解決の一助になるかもしれません。

一般的な親戚づきあいをしている家の場合、たまに親戚が集まって

「今度、うちの娘が結婚するのよ」という話になれば、「どんな相手なの」

「へぇ、そんな仕事しているんだ。いい人そう?」と忌憚なく話ができます。

親には話せないことも親戚の伯父さんや伯母さんには、不思議と

相談ができることもある。

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💔 2020年、秋篠宮さまのお誕生日に際してのご近影 

令和の時代は過去に例のない、珍しい時代でもあります。

 上皇陛下、天皇陛下、そして皇嗣殿下と悠仁さま、過去、現在、未来の4人の

天皇が同時代にいらっしゃるのです。悠仁さまは、上皇陛下、天皇陛下

お二人から皇位継承について教えを受けることができます。陛下と悠仁さまは

伯父と甥の関係です。お二人の交流からご家族同士の交流も深まって

ほしいものです。

眞子さまのご結婚は、単なる恋愛問題で済まされない

 未来の皇室のあり方は、悠仁さまはもちろん、愛子さま眞子さま

佳子さまたちの世代が決めていくことになります。中でも年長で、しかも

天皇の姉となる眞子さまや佳子さまの存在は将来になるにつれ大きくなる

可能性がある。 国民も4人の親王内親王の姿を通して

「令和の次の皇室はこのように変わっていくのだろう」と考えるわけです。

だからこそ今起きている眞子さまと小室氏のことは、単なる恋愛問題では

済まされない。今後の皇室のあり方、そして皇室の人々の生き方の

問題にまで繋がってくる重大なことなのです。

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 天皇皇后両陛下が眞子さまの相談に乗り、小室氏との問題が解決に向かえば、

令和の皇室は国民の支持を広く集めるはずです。 令和の皇室の運命は、

眞子さまのご結婚問題をどう解決するかに大きくかかっています。

これは宮内庁ばかりの責任ではなく国民全員の問題でもある。

皇室をいかに支えていくかについての議論をさらに深めていく必要があります。

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長年に渡り、眞子様と小室さんの深い愛情を見させて頂きましたが、小室さんの

お母様からのお言葉は伺った記憶が有りません。和子にはどうしても

税金泥棒としか見えません。眞子様も皇室にお生れに成って大事に大事に

育てられ、一般人と違う身分だと言う事を胸に刻み、小室さんとお別れ

するのは辛く悲しい事だと思いますが、皇室を出て一般人に成ったら、もっと

もっと辛く厳しい人生に成るのです。良く心してご両親やご親族を悩ませる

事無く、新たに素晴らしいご主人を見つけて幸せに成って下さい。

長い人生には、きっと長きに渡り小室さんを愛した事も良き思い出に成ると

思います。頑張ってね?((^▽^笑) ) 

【いたわりも 耳が遠くて どなりごえ(シルバー川柳)】

我が子の介護、26年間続けた母の想い・・・

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        《和子は又々こんな記事を見た~》

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   我が子の介護、26年間続けた母の想い

                「自分と同じ、孤独な家族を支援したい」

                                                     【親なき後を生きる】

難病の長男・光太郎さんの介護を在宅で続けてきた母

「先日公開された『交通事故で息子が寝たきりに―介護を続ける親の

苦悩と、「親なき後」への不安を読ませていただきました。

それぞれのお母さまやお父さま方が息子さんに深い愛情を注ぎ、

懸命に頑張っておられる姿に涙が出ました。また、

「施設がないなら自分でつくる!」事故で寝たきりの

息子の介護をする、母の挑戦【親なき後を生きる】で紹介されていた

お母さまの取り組みも素晴らしく、そのご苦労が

ひしひしと伝わってきました」

そんなメッセージを寄せてくださったのは、「ALDの未来を考える会」代表で、

東京都在住のりえさん(58)です。実は、りえさん自身も、26年間の介護経験を

踏まえて、2020年に法人を立ち上げた一人です。現在、寝たきりで介護が必要な

重症心身障害児者や医療的ケアが必要な方を受け入れる通所施設の

開設を計画中だといいます。

■6歳で、突然希少難病を発症した我が子

 りえさんの長男・光太郎さん(31)は「副腎白質ジストロフィー(Adrenoleukodystrophy;ALD)」という希少難病に罹患しました。

発症は6歳のときでしたが、急性期病棟で数か月間治療を受けたものの

回復はせず、退院後はりえさんが自宅で24時間体制での介護を続けています。

 ALDとは、主として男児に発症する病気です。元気に生まれ育っている

子どもに、ある日突然、学力低下や視力、言語、歩行障害などがみられ、

病気が進行すると寝たきりになったり、発症から1年以内に死亡したり

することもあります。発症の原因は主に遺伝子の変異で、脳の中の

「白質」と呼ばれる部分と、腎臓の上にある「副腎」という臓器の異常で

進行します。現在、日本国内では約200名の患者が厚生労働省

小児慢性特定疾病および指定難病の認定を受けているといいます。

 りささんは語ります。

「交通事故や病気で、突然、重度の障害を負う、それは誰の身にも

起こりうることです。私自身、支えを必要とする我が子を前に、

十分な睡眠も、自分の時間も作れないまま、自治体の障害福祉課に

何度も相談しましたが、『前例がないから』と訪問看護やヘルパーの

時間枠は増やしてもらえませんでした。まさに悩みを話せる人が

いない、相談できる場所がない、診てくれる人がいない、

長い間、そんな孤独な状況に置かれていたのです」

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  • パソコンを使って絵を描く光太郎さん

「親なき後」への不安が事業所設立へと駆り立てた

 そんな中、りささんは現状を発信し、利用できる福祉サービスを調べて

活用しました。前例がないのなら、自ら前例を作るしか、困難を克服する

方法はなかったといいます。

 しかし、すべてのマンパワーを駆使して、なんとか在宅ケアを

成り立たせていても、介護者が倒れたら、すべてがストップしてしまうのです。

「親なき後」の不安は、常に心の中から消えることはありません。

「近年、世間はようやく重症児者・医療的ケア児に目を向け始めて

います。それでも、未だに当事者やその家族が繋がり、

アドバイスをもらえる場所は少なく、介護者が先に倒れても

受け入れ先はなかなか見つかりません。

そうなったとき、彼らは、自分の人生、望む未来を諦めるしか

ないのでしょうか……。そんなことは決してあってはならない

はずです。私はこの課題を未来に引き継いでは

いけないと思いました。そこで、上記記事のお母さまと同じ思いで、

『ないなら自分で創ろう!』と、法人を立ち上げたのです。」

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『誰もが住み慣れた地域で、その人らしく暮らせる居場所と出番を

見つけられるように……』 そんな願いを込めてりささんが開設に向けて

動き出している事業所の名は『うさぎのみみ』拠点は西東京市で、

自身が生まれた年の干支と、「うさぎの長い耳のようにアンテナを広げ、

聞き、すくい上げ、叶える存在になりたい」という思いを込めて名付けました。

『うさぎのみみ』は、病気や交通事故で寝たきりとなり、介護が必要な

重症心身障害児者や、医療的ケア児を受け入れる日帰りの通所施設です。

未就学の児童を預かって成長発達を支援する「児童発達支援」と、

学校卒業後(18歳以上)の日常生活支援を行う「生活介護」の運営が

予定されています。 障害があっても、その人がその人らしく、住み慣れた

地域で暮らしていける、そんな社会を目指したいというのが、26年間に

わたる介護経験から本間さん自身が描いた理念だといいます。

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孤独な在宅介護を続ける家族への応援も必要

「私も経験してきましたが、さまざまな福祉サービスはあっても、

行政の文書というのはわかりづらいものですよね。一つのことを

調べたくてもそこまでうまくたどり着けず、あきらめてしまう方も

多いのではないでしょうか。24時間の介護で我が子から

離れられない人たちには、そもそも余裕がありません。

当事者のケアも大切だけれど、家族の応援もしていきたい……。

『うさぎのみみ』では、親なき後の問題を

見据えながら、家族の成長や、人生の自由な選択をさまたげる

問題を解決するお手伝いができればと思っています

 若年で難病になったり、事故で重度障害を負ったりした当事者には、

高齢者の福祉と異なり、適切なアドバイスをくれるケアマネージャーが

ほとんどいません。多くの当事者とその家族は、受け入れてくれる病院や

施設が見つからず、選択肢のないまま在宅介護を行っているのが現状です。

 こうした中で、近年、当事者自らが「受け入れ先」ではなく、

「自らの居場所」を作ろうと動き始めています。とはいえ、現実には、

『存在しないのならば、自分でつくるしかない』と、半ば追い込まれて

決断するケースが大半です。 行政には現状の把握とともに、

こうした動きへの積極的な支援をお願いしたいと思います。 

突然の病気や交通事故によって、だれもが介護を必要とする患者や被害者に

なる可能性があるのです。

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● 光太郎さんがパソコンで描いた作品(本間さん提供)

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【借りた辞書 拡大鏡も 添えて有り(シルバー川柳)】

あなたは大丈夫? ゲーム依存度・・・

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        《和子は又々こんな記事を見た~》

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    母親は中2の息子のパシリになった

                     「子育ての何が悪かったのか」

                                         ゲーム依存の子の親の苦悩

コロナか禍の影響もあり、子どもの「ゲーム依存」が深刻な社会問題と

なってきている。親は子どもにゲームをやめさせることができず、

それどころか子どもが小、中学生であっても、親が言いなりになってしまって

いるケースが少なくないという。なぜ、そうした事態に陥ってしまうのか。

ゲーム依存の子どもとその親を支援する専門家に取材した。

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夕方7時。ようやく忙しい一日を終え、それぞれの人が家路を急ぐ時刻だ。

しかし40代のヒロシさん(仮名)の足取りは重い。向かうのは自宅ではなく、

スーパー銭湯だ。汗を流したあとは、コンビニで弁当を買って近くの公園へ。

ここでひとりぼっちの夕食をとるのが日課なのだ。 ヒロシさんは、妻と3人の

子どもとの5人暮らし。しかし、会社を出てまっすぐ家に帰ることはない。

理由は、「息子に拒否されているから」。 数カ月前から、一番下の

中学2年生の息子のタカアキ君(仮名)が自分を煙たがるようになり、

避けるようになった。自分が家にいると息子は、部屋から出てこない。

だんだんと家に居づらくなり、なるべく遅くまで外で

時間をつぶしてから帰るようになった。休日も、スーパー銭湯でほぼ一日を

過ごすことが多い。  夜の公園にいるとき、近所の家から楽しそうな声が

聞こえてくると、胸が締めつけられるような気がする。

「どうしてこんなことになってしまったのか。自分の子育ての何が

悪かったのか」  何度も何度も考えたが、答えは出ない。

 

 ■  不登校でふさぎ込む息子 無気力になり当たり散らす

ヒロシさんの家は、近所でも知られる柔道一家だった。息子が幼いころから

柔道を教えてきた。とくに父親のヒロシさんは、「強い子に育てたい」と

いう気持ちで、厳しくしつけをしたという。タカアキ君は活発で、中学に

入るころまでは、柔道にも勉強にも積極的に向き合っていた。  

中学1年の夏休みが終わったころに異変は起きた。タカアキ君は

親の勧めで中学受験をし、私立中学に入学していた。ところが、友達との

トラブルがきっかけで、学校に行きたくないと言い出したのだ。

ヒロシさんは「学校には行かないとだめだ」と厳しくたしなめた。

しかしタカアキ君は「学校は監獄のようだ」と言い、だんだんと

ふさぎ込むようになった。なかなか続けて登校することができず、ゲームや

スマホに没頭する日々。ヒロシさんと妻は親として心配して、タカアキ君に

カウンセリングを受けさせたり、親子でマラソンや縄跳びなどをしたりと、

息子に気力と体力を取り戻させようとした。タカアキ君も、少しずつ

回復に向かっているように見えた。  そんなときに起きたのが、コロナ禍の

「緊急事態宣言」による一斉休校だ。タカアキ君は、再びゲームや

スマホにのめりこんでいった。  家庭で決めていた時間制限などのルールも

まったく守らなくなり、生活は昼夜逆転。そんなタカアキ君に対して、

ヒロシさんはより威圧的になり、厳しく叱った。はじめのうちタカアキ君は、

母親には当たり散らしても父親のヒロシさんの前では従順だったのが、

だんだんとヒロシさんに対しても反発を強め、感情を爆発させるように

なっていった。  タカアキ君のいちばんの変化は、「無気力になったこと」。

何もかもがめんどくさい、動きたくない、ゲームだけやっていたいという。

ネットに制限をかけたり、ゲームができないように設定を変えたりしたところ、

職場にいる母親に一日じゅう激怒のラインや電話をかけてきて困らせた。

母親は、息子の変化を受け止めることができなかった。もともと、

タカアキ君は末っ子で甘やかしがちだったというが、このころからは

「少しでも気持ちが安定すれば」と、「あれが欲しい」といわれれば

買い与え、ご機嫌をとるようになった。「コーラ買ってきて」と言われたら、

母親はコンビニに走った。気づけば、まるで息子の「パシリ」のように

なっていた。  ヒロシさんは家に居づらくなり、いつの間にか、親子関係は

逆転。息子が家の中では王様になってしまったのだ。

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■  子どもを叱れない親が増えている  タカアキ君はヒロシさんや母親に

暴力をふるっていたわけではない。それなのに、どうして親は息子を

叱れなくなってしまったのだろうか。

「これは、子どもが不登校になった家庭によくあるパターンです」  

と全国フリースクール塾の塾長、佐野英誠さんは指摘する。 「いわゆる

『いい子』だった子が不登校になると、親は驚いておろおろしてしまう。

毅然とした態度がとれず、腫れ物に触るような感じになってしまうことが

多いのです。さらに話し合いのなかで、子どもに『厳しく育てられたのが

嫌だった』『受験したくなかったのに無理やりさせられた』などと

言われると、親は『悪かった』と謝ってしまう。すると子どもは、

『やっぱり親が悪いんだ』『こんな状況になったのは親のせいだ』となり、

親に責任転嫁してきます。その結果、親子の力関係が逆転してしまうのです」  

では、親はどうすればいいのだろうか。子どもの言い分をきいて、

親が自らの非を認めるのは悪いことではないように思える。

「たとえ子どもに責められても、親は簡単に謝ってはいけません。

子どもの気持ちを受け止めることは必要ですが、うろたえず、毅然とした

態度をとることが大切なのです」  と佐野さんは言う。佐野さんによると、

子どもを叱れない親が増えているという。 「子どもに気を遣いすぎる親が

多いと感じます。親子面談の様子を見ていると、わが子なのに腫れ物に

触るように接している人もいる。子どもが成長する過程では、わがままや

暴走を止めるために、ときには心を鬼にして、厳しく接しなくては

いけないときもある。それができない親は、ゲームの魅力にとりつかれた

子どもに、最終的に暴力で押し切られてしまう事態にもなりかねません」

 

 ■ 体罰以外の方法でどう「しつけ」をしたら…  子どもを叱れない親が

増えている背景には、「しつけ」の常識が変わってきたこともある。

 2018年ごろから、子どもの命が奪われ虐待事件が続けて起きたことで、

「しつけ」と称した暴力を許してはいけないと世論が高まった。

2019年6月には児童虐待防止法児童福祉法の改正法が成立。

「児童のしつけに際して、体罰を加えてはいけない」ことが明記された。

 しかし、「いうことをきかないとき、悪いことをしたときは、親や教師に

体罰を受けるのも当たり前」の時代に育った人たちのなかには、自分たちの

子どもにどう向き合えばいいのか、どうしつけを行えばいいのか、

戸惑っている人も多い。 「もちろん、体罰はいいことではありません。

しかしちょっとでも手を出すと『虐待』と言われてしまうことが、

親が委縮してしまう一因であることは間違いない。また、個を尊重する

時代に育った今の子どもたちは、親世代とは意識がまるで違います。

そもそも親や教師に対する敬意がインプットされていないので、

わがままや屁理屈を平気で言ってくる。間違ったことをする子たち対して、

どうしたら緊張感を持ってそれは間違っていると教え、正すことがきるのか。

誰もが難しい課題をつきつけられています」  佐野さんのフリースクールでは、

子どもを家に戻す前に、親に対するコーチングも行っているという。

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それまで家庭で子どもとどんな向き合い方をしてきたのか、何が問題だったのかを

一緒に振り返り、子どもに毅然とした態度で向き合えるよう、

指導している。 「ゲーム機を買うときも、買った後も『うちはこういう

方針なんだよ』としっかり伝えて、ルールを守らせる。守れなくなったら、

そのたびに話し合いの場を設けて、徹底的に親子で話し合うことが必要です。

もはや、親は仕事している背中を見せていればいいという時代ではありません。

新しい時代の親としての在り方が求められています」 タカアキ君は、

佐野さんたちのサポートにより、全寮制のフリースクールで集団生活を送ることで、

立ち直ることができた。現在は学校にも復帰し、高校受験を目指している。

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【街鏡 そっと猫背の 老い伸ばす(シルバー川柳)】

山田さん良く頑張りました。素晴らしい・・・

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         《和子は又々こんな記事を見た~》

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    「施設がないなら自分でつくる!」

              事故で寝たきりの息子を介護する、

                          母の挑戦【親なき後を生きる】

交通事故で重度障害を負った息子のを介護する母・山田和美さん

先日の記事『交通事故で息子が寝たきりにー介護を続ける親の

             苦悩「親なき後」への不安』を読み、

                                                      我が家だけが特別ではないこと、

そして、日本中、同じ思いをしている方が大勢おられるということを改めて

知りました。『親なき後』の問題は当事者にとって非常に深刻です。

それだけに、弊社の事業は、何がなんでも継続していかなければならないと

いう強い使命も感じました

 そう語るのは、群馬県高崎市で重度障害者専用のアパート&シェアハウスを

経営する山田和美さん(52)です。

■19歳の息子が、無保険車の暴走事故被害で重度の脳障害に……

 長男の良さん(32)は、2008年2月10日の交通事故で脳を損傷し、

遷延性意識障害となりました。以来、ずっと寝たきりで、現在も言葉を発して

コミュニケーションをとることはできません。全介護の生活を送っています。

 山田さんは経営者として、また、わが子を介護する母親として、

極めて多忙な日々を過ごしていますが、事故当時の衝撃は、13年経った今も

昨日のことのように鮮明に思い出すといいます。

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🚯 群馬県高崎市の事故現場にたたずむ母親の山田さん

息子はその日、知人の父親の運転する車に同乗していました。

車は片側2車線の道で、かなりの速度を出した後、道路わきの街路樹に

激突したようです。意識不明で生死をさまよう息子に対面したとき、心が

一瞬にして壊れ、医師から言われた言葉、目に見えるものすべてが、

夢なのか、現実なのかわからなくなり、受け止めるにはかなりの時間が

かかりました

 運転していた男性は任意保険に加入しておらず、山田さんは自身の

自動車保険や祖父が加入していた保険、障害年金などで、良さんの治療費や

介護費をまかなわざるをえませんでした。

 シングルマザーだったため、さまざまな苦難をすべて一人で受け止め、

障害を負った良さんと、長女を育ててきたのです。

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🚷 息子の良さんが同乗した車は、左車線を高速で走り、

                                                       道路左側の街路樹に激突した

在宅介護スタートも、ぬぐえぬ「親なき後」への不安

 良さんが1年2カ月入院している間に、山田さんは「退院後は自宅で

自分が看る」ことを決意しました。介護しやすい機能的な自宅を新築し、

福祉用具等をそろえ、そして、相談支援専門員に相談しながら、

主治医のほか、訪問看護訪問介護、訪問入浴、訪問リハビリ、

デイサービスなどの協力を得て、在宅介護をスタートさせたのです。

「在宅介護をはじめて1カ月たつ頃には、良の体の筋緊張も緩み、

1年以上閉じたままだった右目も開くようになりました。私はそんな息子の

息遣いを傍らに感じながら、家族一緒に生活できることの幸せを心の底から

感じました」

 一方で、山田さんの心の中には、いつも拭い去れぬ不安があったといいます。

それは「親なき後」のことでした。

いつの日か私がいなくなったら、この子はどうなるのだろう? 私と

同じ思いで世話をしてくれるところはあるのだろうか……、そんな焦りを

感じるようになっていました。県内にあるいくつかの施設を見学して

みたのですが、家での生活とはかけ離れており、どうしてもお任せする

気にはなれません。でも、このままいけば、最後には入れたくない施設に

お願いするしかないのだということを、現実として突き付けられたのです

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🚷 自身が立ち上げた「リーベハウゼ」の1階居室に入居する良さんに、

優しく語りかける山田さん

「群馬になければ創ればいい!」母は立ち上がった

 2012年の春、山田さんはNASVA(自動車事故対策機構)の交流会に

参加したことをきっかけに、横浜にある「タンポポの花」という

グループホームを見学する機会がありました。そして、同ホームの代表の

話を聞いて目の前が開けたというのです。

その方はおっしゃいました。『群馬になければ、創ればいい!』と。

それまでは自分で始めるなんて一度も考えたことがありませんでした。

もちろん、こうした事業の苦労は並大抵のことではないことも

理解していました。でも、『息子さんのことを一番に考えていれば絶対に

失敗はしない』という一言に背中を押され、親なき後の問題がわずかでも

解消できればという希望をもって事故から4年後の2012年9月に

法人を立ち上げました。そして、2019年10月、重度身体障がい者

暮らせるアパート&シェアハウスオープンにこぎつけたのです

めざすのは重度障害者が一人でも普通の暮らしができる家

『リーベハウゼ』は、JR高崎駅から車で6分の静かな住宅街にあります。

その名の通り、ドイツ風のお洒落で落ち着いた雰囲気の2階建ての住宅です。

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『リーベハウゼ』の外観。デザイナーは「ドイツの建物の落ち着いた

感じが良い」とう山田さんの想いに耳を傾け、ドイツへ取材旅行に行き、

土地探しも一緒に行ってくれたという

 入口のドアを開けると、目の前に広がる明るいフロアはすべて

バリアフリーに。1階には重度身体障害者専用の居室が8室、それぞれに

エアコン、洗面台、移乗用リフトなどが設えられています。

 テレビの置かれたダイニングキッチンとリビングは共用。

ランドリースペースには入居者一人一人用に洗濯機が設置され、

特殊浴室も完備されています。

 2階のシェアハウスフロアには6つの部屋が用意され、こちらには、

エアコン、ダイニングキッチン、シャワールーム、トイレ、洗面台、

ランドリースペース、バルコニーが設置されています。

 介護スタッフは24時間常駐。入居者それぞれの障害に合わせた

ケアプランを作成して福祉サービスを選び、一人でもごく普通の

暮らしが実現できるよう工夫されているのです。

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🚷 リハビリ用具が置かれた1階の部屋

交通事故死者の減少が伝えられる一方、脳やせき髄を損傷し、要介護の

重度後遺障害を負う被害者は、毎年コンスタントに1600~1700人

生まれています。しかし、こうした被害者を長期にわたって受け入れることの

できる病院や施設は少なく、結果的にその介護は家族がぎりぎりの

マンパワーで担っているのが現状です。

 こうした中、アットホームな雰囲気で24時間介護を受けながら暮らせる

シェアハウスは大変貴重な存在です。

『リーベハウゼ』のような、脳損傷で重度障害者となったかた用の

アパート&シェアハウスは、全国でも珍しく、山田さんの元には遠方からも

問い合わせが相次いでいるといいます。

初めて朝までぐっすり眠ることができた

 2年前、オープンと同時に『リーベハウゼ』への入居を決めたのは、

2004年3月、26歳で交通事故に遭って遷延性意識障害になった新潟県

男性と70代の母親でした。男性は今、1階の重度身体障害者専用の居室に、

母親は2階のシェアハウスフロアの居室で暮らしています。

 長年にわたって、たった一人で寝たきりの息子の介護を続けてきた

この女性は、『リーベハウゼ』へ越してきて初めて、

「朝までぐっすり眠ることのできる生活」を取り戻したといいます。また、

月に1~2度は新潟の自宅の管理のために帰宅し、仲間に会ったり、

美容院に行ったりすることもできるようになりました。これまでは、

自分が風邪をひいて寝込むことすらできなかったのです。

 何より「親なき後」への不安がなくなったことは、どれほど心に

ゆとりを生んだことでしょうか。 山田さんはこう語ります。

事故にさえ遭わなければ……、その悔しさはいつも頭の中に浮かんできます。

やるせない気持ちでいっぱいになります。でも、その思いはブラックボックス

中に閉じ込めて、『これも自分の人生なんだ』と、よい意味で開き直り、

ほんのわずかなことでも幸せを感じるようにしています。日々の介護に

追われ、その先のことまで考えて不安になり、

心身ともに疲弊してしまうのでは、せっかくの『今』を親子で楽しむことが

できません。このような住宅が全国各地にあれば、先のことを心配せず、

家族としての時間を過ごせるのではないでしょうか。私自身、

いつまで一緒にいられるかわかりませんが、これからも前向きに、

息子とともに生きていこうと思います

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🚷 母・和美さんと息子の良さん。間もなく事故から14年になる

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【分割じゃ 食ってはいけぬ 離婚やめ(シルバー川柳)】