思い出ばなし・しょうぼん・・・

 

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しょうぼんは、ねえちゃん(長女)の息子で上にお姉ちゃんが居て

ねえちゃんの旦那さんは長男でお兄さん(姉婿)の両親と同居生活で

しょうぼんは、爺ちゃん・婆ちゃんに可愛がられて小さい時からしょうぼんの

愛称で今や孫が居ても可笑しくないオジサンに成ってますが、今でも身内の

皆さんには「しょうぼん・しょうぼん・・・」と呼ばれ苦笑しています。

 

さて~そのしょうぼんも、当時は郵便局に勤めて居て、其処で知り合ったのかな?

和子は風の便りで聞くだけで良く分かりませんが・・・しょうぼんの彼女は

母一人・子供一人の母子家庭で、意外と貧しい家庭の娘だったとか?

やっぱりご両親にして見れば、其れなりのお宅からの娘さんを望んで居たと

思いますが、しょうぼんの愛の芽生えも、両親の言う言葉に耳を傾ける事無く

段々と深みに入り、お兄さんは「先方さんのお母様に『そんな貧乏人の嫁は

貰わん』と啖呵を切ったそうですが・・・しょうぼんの彼女はしょうぼんの

子供を身ごもり・・・お腹が大きく成ってもお兄さんは頑固と猛反対をして

結婚を許さなかったそうです。

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そんな時、兄ちゃんは「お兄さんも頑固と反対しないで孫も彼女のお腹で大きく

成ってるのに・・・いい加減に許して遣れば良いのに・・・」って

兄ちゃんから電話が有ってその様な事を・・・

 

結局、お兄さんも周りの親戚から説得され、お腹の赤ちゃんも大きく成って

可愛い男の子が生まれてから「出来ちゃった結婚を」・・・

田舎は世間の噂が広がり姉ちゃん達夫婦は「世間の笑い者に成った」と・・・

彦根にアパートを借りてしょうぼんの実家には当時は寄せ付けませんでした。

 【いつもビリ 天国行きも ビリで良し(シルバー川柳)】