織物工場での~思い出ばなしー1・・

 

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此処の会社は2部制で早番は早朝の5.00時~13.30分まで・遅番は13.30分~

22.00時迄の勤務でした。和子は横糸巻きの準備室の居ましたが、

やっぱり女性ばかりの職場で人間関係は厳しかったです。

特に滋賀県内の女性より、地方から親元を離れて来て居る方は怖いです。

 

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ある日係長から呼び出されて・・・

「サイジングに行って呉れないか?」と言われました。サイジングとは

縦糸に糊を浸ける工程で男性4人・女性2人で、この部所は3部制で男性2人が

21.00時~翌朝5.00時まで・・・早番は5.00時~13.00時迄・遅番は

13.00時~21.00時までで休憩なし・・・朝夕の食事は交代で行く

 

最初は男性と2人のお仕事だから何となく抵抗が有りましたが、皆さん

オジサンばかりだったし・・・毎週男性は4人が交代で変わるし・・・

女性たちの難しい人間関係で、もめる事も無いし・・・4人の男性の中には

気難しいオジサンも居たけど・・・皆さん其々に優しいオジサンで糸の切り替えが

終わって食事に行くのも「此れ1本上がるのに1時間以上掛かるから

ゆっくり食事に行って良いよ~」と言って呉れて食堂でテレビを見たり・・・

楽しい職場でした。 唯・・・

此処に配属されると寮のお部屋も移動しなくっちゃ・・・

 

この織物工場は当時800人ほどの従業員の居る会社で織物工場も東工場と

西工場と有り・その他に加工工場が有りました。

この加工工場は全部3部制で男性が多く、女性は少なかった様に思います。

和子はサイジングの転籍して、加工工場の女性と同じお部屋に成りました。

此処でも又楽しい思い出も・・・((^▽^笑) )

 

【残るのも 先に逝くのも いやと言う(シルバー川柳)