思い出ばなし・イガグリ婆さん-4・・・

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イガグリ婆さんの脳梗塞は息子さんの早期発見で軽く済み、暫くは井戸端会議も

お休みされて居ましたが、元気に成って井戸端会議に顔を出す様になると

又々自慢話が始まりだした。夫いわく「自慢話は自分が満足するだけで周りの

人たちには聞き苦しい」まさにその通りです。

井戸端会議の皆さんも、段々と嫌気が射して来ている様でした。

和子も、付かず離れず適当に・・・お付き合いをするように成りました。

 

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これはちょっと余談のお話ですが、和子が訪問介護をして居る時に

有るおばあちゃんの所へお世話に伺いました。このオバアチャンは殆ど全盲で、

おまけに4年ほど前に脳梗塞を患い、右半身不随で、入浴介助から食事

掃除洗濯まで、もちろん夕食も・・・お世話して居ました。ですが

このオバアチャンは、取っても前向きな、オバアチャンで病院で貰う

薬の袋にマジックペンで詩や俳句を書いて他のヘルパーさんに

書き直して貰い、100部本を製作して「色々お世話に成った方に貰って貰う」と

言って和子も頂きました。其れは、それは立派な詩集でした

 

イガグリ婆さんも「パソコンを病院で習ったので本を作りました。皆さんで

読んでね?」と言ってゲストルームに・・・

此れから老いて行く中で「脳梗塞」も他人事じゃない、

どの様な経緯でどう成ったのか?興味深々でゲストルームへ借りに行くと

詩集を作成したオバアチャンの様に立派な本かと思ったら、

タダのコピー用紙に数十枚書いてホッチキスで止めただけの本でした。

 

それでも和子は、脳梗塞に成らない為には如何すれば良いか?日常生活で

注意する点等々・・・に興味を持って借りて来て読んだらブログと、略同じで

病院や先生のこき下ろしばかりで参考になる様な所は見当たりませんでした

 

【ひ孫孫 名前混乱 全部言う(シルバー)】