木口のおじいちゃん(仮)-2

木内のおじいちゃんの住む戸建ての住宅で幾ら生活保護を受けてる

お宅とは言え10アンペアでは満足に電気製品も使えない。そんなお宅で

夏場は良いけど、冬場は炬燵にうずくまって居る有様でした。

和子は早朝のお世話には伺った事は無かったけど~仲間は

「朝行くと木口のお爺ちゃん、息をして無いのかと思った」と・・・

 

木内のおじいちゃんの担当する事業所は、有る事業所で一緒に働いていた

社長とセンター長と2人で何らかの事情で元の事業所を退職し2人で立ち上げた

事業所で和子に言わせたら「介護事業所の基礎が出来てない」と思う・・・

和子も介護の仕事に携わり、未だ々未熟ですが、この木内のおじいちゃんの様な

利用者さんのお世話をするに当たり、緊急の連絡先を何処かに貼って置くとか

担当のヘルパーさんには教えて置くべきですが、「万が一の時は一番に事業所に

電話を下さい・119番に電話をする前に事業所に・・・」と言う

 

木内のおじいちゃんに限らず、利用者さんが生死をさ迷った時は先ず119

救急車を手配して事業所に・・・で無ければ利用者さんの命が危ない

此れは人間としてやるべき鉄則だと思います。

勿論、当然事業所に連絡をするのは当然ですが、皆さん出歩いて留守がち

今は其々に携帯電話を持ち、何時でもOKと言えども事務所が空では

即、対応は出来ないです。

 

ヘルパーの資格を取って直ぐに、この事業所に勤めたヘルパーさんは

右も左も分からないから素直に社長やセンター長の言いつけを聞き入れますが

年数を重ねたヘルパーさんは、ズサンなやり方では納得がいかず、と言うか

大事な命を預かる仕事だから・・・皆さん黙って退職して行きます。

 

【三回忌 頃から光る 未亡人(シルバー川柳)】