愈々和子もマイホームへ

ホテルに勤めながらお家の物をお休みの度に片付けて,不要な物は大型ごみに・・・

当時は未だ大型ごみも4点までは無料で出せる時で大型ごみも数多く

清水のオバサンの名前を借りて出させて貰ったり・・・

又浩ちゃんにホームセンターで物干し台を買いに行って貰ったり・・・

手頃なカラーボックスを見ては買って貰ったり・・・又浩ちゃんのお休みの日には

新居のお風呂場の掃除をして貰ったり・・・大変でした。

 

引っ越しの日には北団地から加Oさん迄手伝いに来て呉れて・・・本来なら

清水のオバサンのお宅は家族ぐるみでお付き合いをして居たし・・・ご夫婦で

手伝って呉れるかと半ば期待して居たけど・・・オバサンしか

手伝いに来て呉れず・・・チト期待外れだったけど、ま~其々に事情が

有るだろうから・・・良しとして・・・一旦は洋間の隅に荷物を置いて

浩ちゃんは暫く物置部屋で・・・又此れからはお休みの度に荷物の整理・・・

落ち着いて数月経った有るより・・・

 

まこ君から電話・・・

「あの~今度の日曜日彼女を連れて行っても良い~~~?」ってまこ君から電話~

4年大学を出して某銀行のエリートコースを進むまこ君が「彼女を連れて来る」と

言った時、市営団地の黄ばんだ襖の家では恥ずかしいと思い、暮に成ると夫の

ご機嫌を伺いながらお休みの度に3~4枚づつ襖を貼り替えて、待ってた

まこ君の婚約者、和子は思わず、「マンションに越してからで良かったね?(笑)

 

【残るのも 先に逝くのも 嫌と言う(シルバー川柳)】