家に有ったステレオをまこ君はアパートに持って行くと言い・・・
和子もステレオが欲しいからまこ君と2人で関内のヤマギワにステレオを
買いに行き、帰りに不二家レストランが有って「まこ君お茶飲んで帰ろうか?」と
言うと「良いよ~~~」と・・・初めてまこ君と2人で喫茶店に入った
中に入ると若者のカップルばかりで親子で入ったのは和子とまこ君だけだった
(わ~マズイ・・・オバサンとデートして居るのはまこ君だけ???)
何だか和子だけが浮いちゃって・・・「まこ君不味かったね?
オバサンとデートしてるのまこ君だけだよ・・・???」と言うと
「大丈夫だよ・・・」と言ってまこ君は平気な顔をして温かい珈琲を口に・・・
喫茶店から出て来て帰りの車の中で「まこ君オバサンとのデートは
恥ずかしかったね?」と詫びた感じで言うと・・・「全然大丈夫だよ~
其れよりヤマギワで、ママにステレオのお金を出して貰って・・・
その方が恥ずかしかった・・・」と・・・
社会人に成って立派な銀行マンに成って母親にステレオ代を払わせた事が
彼は喫茶店で母親とお茶をして居るより惨めだったとか?
和子は親だから・・・当然の事だから・・・何とも思わなかったけど~
我が息子が此処まで立派に成長したのかと・・・思い知らされた
親子でデートだった((^▽^笑) )
【口づけも 入歯ガクガク 老いの恋(シルバー川柳)】