和子のこぼれ話-50〜和子の日常生活―2


夫の次兄(隆義)さんは35歳の時に肝硬変で小学1年生に上がったばかりの
娘(恵美)ちゃんを残し他界しました。亡くなる前は良く「新潟へ行こう」
って・・・夫たち兄弟4人は若くして実母を栄養失調で亡くし長男と夫は
新潟の母の実家に次兄(隆義さん)と弟は父の実家に預けられて夫が小学
6年生の春まで・・・父が子持ちの義母と結婚し東京へ帰って来たとか?
夫も隆義さんも懐かしい思い出の新潟でした。所が新潟へ行く事も無く
隆義さんは亡くなり、夏休みに和子達親子は新潟の実母の実家へ遊びに3〜4日
だったかな?未だ新幹線は無く、上野から信越線の夜行で・・・

新潟から帰って来て間無しに夫の妹から電話が有って「松陰神社の近くの
『北川さん』って若しかして和子さんの従兄妹じゃ無い?」って???
聞くと東京新聞に火事で自宅が全焼したって?和子はびっくりして
昭ちゃんの家に電話をして、次の日に昭ちゃんのお宅に火事見舞いに・・・
(きっと夫の居ない留守に家事を起こし、雅ちゃんはショックを受けて
昭ちゃんの家の2階でがっくりして居るだろうなあ?)って思いながら
昭ちゃんのお宅に行くと・・・ビックリ????