思い出ばなし・祥ちゃんの結婚式にご招待・・・

 

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二人の息子が小さい時は盆・暮れには5日~一週間ほど田舎に帰り

二人の息子も従兄弟達と交流を深め、お正月に田舎に行くと雪が沢山降って

従兄弟にソリに乗せて貰って遊んだり・・・二人の息子も田舎の思い出は

一杯有ると思う・・・中学の頃までは良く田舎に行きましたが、

子供も、大きく成ると、ご無沙汰勝ちで遂、疎遠に成りがちです。

 

有る時、ま~こ(姪っ子で実家の跡継ぎ)から電話が有って・・・

ま~こ  「かーこちゃん、家の祥子が結婚するんだけどマコ君とこうちゃん

      来ないかな?」

和子   「エッ?祥ちゃん結婚するの?もう、そんな年頃に成ってるんだ~」

ま~こ  「ほ~よ、今回、従兄妹会の積りで招待したいんだけど~来ないかな?」

和子   「え~もう長い事、田舎にも行ってないし~多分行かないと思うよ~」

ま~こ  「ほ~やろか?でも~一応、招待状を送っとくわ~」

和子   「うん、多分行かないと思うけど~一応送ってやって~」

と言う電話でした。和子は、子供の頃には良く行って楽しい思い出を作ったと

思うけど、もう随分ご無沙汰で、すっかりオジサンに成っちゃって~おそらく

和子は行かないだろうと思い、二人の息子にも言わず、すっかり忘れて

居ました。

 

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祥ちゃんの結婚式も近く成って、ま~こから招待状を貰った息子は・・・

先ず、こうちゃんから電話が有って~

こうちゃん  「ママ~田舎のま~こ姉ちゃんから、祥ちゃんの結婚式の

        招待状を貰ったよ~」と嬉しそうに・・・

和子     「エッ?大分、前にま~こから電話が有ったんだけど~まさか

        行かないと思って言わなかったんだけど~~~行くの?

こうちゃん  「折角招待して呉れたのに~行かない訳にいかないべ~?

        兄ちゃんと相談して見るけど・・・」と・・・

取っても嬉しそうでした。其れから、僅か5~6分ほどしたら今度はマコ君から

同じ事を言って電話をして来て二人とも大喜びでした。

やっぱり幼い頃に実家に帰って従兄弟たちと交流を深め、幾つに成っても

懐かしい様です。

 

結婚式を終えて、横浜に帰って来て、お土産を届けて呉れて久しぶりに

田舎の従兄弟やオジサン・オバサンに逢って取っても楽しかったと・・・

「としたかちゃんや浩明ちゃんが『マコ君のママは田舎に帰って来ると

息子の自慢話ばっかりしてる』って言ってたよ~」だって???

自慢するほど良い息子かな?ヾ(@゜▽゜@)ノ あはは~ ~

 

【天国の 友へ昼寝で 逢いにゆく(シルバー川柳)】

 

非常識な飼い主さん・・・

 

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 公園を散歩して居ると、愛犬を連れて散歩に来る方が大勢居ます。

常識の有る飼い主さんは犬の糞を始末しペットボトルで水を掛けてその場を

去る方何人か見かけますが、植木用のシャベルを持って来て、公園の芝生の中に

穴を掘って犬の糞を土の中に埋めちゃう・・・

 

此れも一つの方法かも知れませんが、公園内の公衆トイレのペーパーを芯ごと

持ち出し・・・愛犬の糞を公衆トイレに流しちゃう

 

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此れも一つの方法かも知れませんが・・・中にはビニールの袋ごと便器に流し

流れない?偶々その光景を見て、ビニール袋の取っ手の所が上を向いて居たから

取り出して便器の外に・・・

 

和子は何時も運動の為に芝生の周りを2周廻って12分休憩し、

再度2周して帰ります。有る時、和子が2周廻ってベンチで休憩をしようと

ベンチに近付くと40代後半の若い女性が小型犬を散歩させ、何時も和子が座る

ベンチの前で、ワンちゃんがウンチを・・・するとその女性は小さく切った

新聞紙を持って始末をする格好だけして、そのまま立ち去ろうとしました。

 

和子は思わず・・・

和子   「ウンチの始末しないの?」

彼女   「すみません」

と言って、始末をして立ち去ろうとしましたが、そのまま和子も黙って

居れば良かったけど・・・又々一言・・・(笑)

和子   「ちゃんと始末しないとダメよ~」

彼女   「だから取ったでしょう?」

と言って逃げて行きました。

和子の独り言・・・「私が注意したからでしょう?」((^▽^笑) )

 

それから数日後に公園の職員の方に、その旨話すと・・・

職員  「今の若者は怖いから余計な事は言わない方が・・・」

だって ヾ(@゜▽゜@)ノ あはは~ ~

【来世も 一緒ですワと 妻の世辞(シルバー川柳)】

思い出ばなし・母の激痛・・・

 

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和子も横浜に来て、未だ12年で当時は掛かり付けのお医者さんも無いし~

半年前までお勤めをして居て、未だご近所の皆さんとも馴染みの無い時に

母は「せめて末っ子のかー子の初産位は面倒見て遣りたい」と父の猛反対を受けて

スーツケースに一杯お薬を持ってお産の手伝いに来て呉れたのは良いけど~


10
日ほど過ぎたある日、持病の腹痛を起こし・・・田舎の大きな家と同じ様に

狭い6畳一間で「痛い・痛い・・・」と、のたうち廻り・・・隣近所に申し訳なく

「お母ちゃん~此処は田舎と違うから・・・」と言っても聞き耳を持たず・・・

「痛い・痛い・・・」と騒がれて・・・東京の実家に電話をしてお姑さんに

来て貰って近くの内科のお医者さんに連れて行って貰い・・・

 

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早速、田舎の実家に電話を掛けて兄ちゃんに「お父さんに気附かれない様に

保険証を送って欲しい」と電話をして保険証を送って貰い内科へ・・・

幾ら父に内緒で・・・と言っても当然バレちゃう・・・


送られて来た保険証の中に明治生まれの父の手紙が・・・

ひらかなとカタカナと漢字の混ざった文字でソウロウ文

「心配セナというたかて心配せずにイラレヨカ、心配シトルで急遽ケイかを

教えてモラエタシソウロウ・・・」

夫とお姑さんと3人で読むのに一苦労・・・

お姑さんにお医者さんに連れて行って貰って腹痛が収まった翌日

夫に新横浜迄送って貰って帰る様に母を説得するのですが、夫に

「東急デパートに連れて行って貰って赤ちゃんに

メリーゴーランドを買ってから田舎に帰る」と

 

末っ子の初めての孫にメリーゴーランドを買うのを夢に描いて横浜に来て

夫は恐る々母を連れて東急百貨店デパートに・・・

翌日、母は20日ほどお世話して呉れて帰って行きました。

 

無事に田舎に帰ったら父は姉ちゃんのお家に行って留守だったとか?

母は帰ったその足で父の「只今~」とあいさつに行って父のかなりお叱りを

受けたとか?((^▽^笑) )

 

【若返り 亡夫にすまぬ 旅の宿(シルバー川柳)】

思い出ばなし・和子の初出産-2・・・

 

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母は和子の初めての出産の時にお手伝いに来て呉れて・・・狭い6畳一間の

狭い所で雑魚寝をしたのかな?夫が母のいる間、東京の実家に泊りに行った

記憶も無いし・・・((^▽^笑) )


その時、母は都会の建て売りのお粗末な戸建てを見て・・・

「こんな家なら、兄やんの半端木ででも出来そうやな?」と・・・兄貴は当時

製材所を営んで居たし~田舎の家は横浜の建て売り住宅とはプレハブの戸建てと

御殿ほどの差が有るから、当然半端木で出来ると思ったのでしょうね?

 

又母は「かーこ~OOさん(夫)と結婚して良かったなぁ?」と話すから

「今更どうしたの?」って聞くと・・・

 

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兄ちゃんに勧められて新屋の姉さんの弟さんとお見合いをしましたが、

彼は「花札で賭博を遣る」と聞いて新屋の姉さんに悪いけどお断りをした事が・・・

新屋の姉さんの弟さん、彼は和子とのお見合いの後で他の方と結婚された

そうですが、やっぱり賭博がアザと成って離婚し、仕事中に不祥事に有って

若くして亡くなったとか?

 

「今頃、新屋の姉さんの弟さんの所にお嫁に行って居たら未亡人に成ってたのに~

本当にOOさん(夫)と結婚して良かったね?」って・・・

やっぱりどんな立派なお家が有っても博打等に手を染めれば滅びる

夫の様に狭いアパートでも真面目に頑張れば必ず報われるよね?((^▽^笑) )

  【人生も 野球も最後は ホームです(シルバー川柳)】

思い出ばなし・和子の初出産-1・・・

 

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和子が長男を出産した時に母は68歳でした。母は年に数回腹痛を起こし、

「痛い・痛い・・・」と泣き叫び苦しんで居ましたが、和子が今、思うと

母は胆石だったんじゃ無かろうかと・・・

 

和子も33歳の厄年の時に胆石で何度も苦しみ、夜中に夫にタクシーで病院に

連れて行って貰い、病院に着いた頃は胆石が収まり、痛み止めの薬を貰って

帰って来た事が・・・母は兄ちゃんを出産した頃から腹痛が始まったって

聞いた事が有るからやっぱり母も30代前半頃から・・・

昔の事だから胆石って分からず痛み止めで抑えて居たのかな?


この様に年に数回激痛を起こし、父は「和子のお産の世話に横浜まで行くな~」

と散々反対した様ですが、母は「末っ子の初子のお産にはどうしても行きたい」と・・・和子の所にも電話をして来て「お父さんが『横浜に行くな~』って言うけどかー子から『お母ちゃんに来て欲しい』と頼んで欲しいと電話して来る始末

 

結局、赤ちゃんが生まれて和子が退院した日に、夫に新横浜まで迎えに行って貰って

母はお手伝いに・・・着替えだけでは無く沢山薬を持って・・・

 

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和子が赤ちゃんと寝ている間にアパートの玄関を開けっ広げて何処かへ・・・

暫くして帰って来るから

和子   「玄関、開けっ放して何処に行ってたの?」と聞くと

母    「スーパーまで菓子パンを買いに行って来た」と・・・

和子   「此処は田舎と違うからしっかり玄関、閉めて行ってね?」

母    「玄関開けとけば、誰か居ると思って誰も来ないって・・・(笑)

全く大胆でどうしょうもない田舎婆さん・・・(笑)

 

【長生きは 幸か不幸か 実験中(シルバー川柳)】

思い出ばなし・和子と夫との縁談の時は・・・

 

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和子は若い時から都会に憧れ、せめて一番近くでも彦根か京都の人と

結婚したいと思って居ました。だけど~縁もゆかりも無い夢物語で、大阪の

彼と出会い2年ばかり、結婚を前提にお付き合いをしましたが、双方の両親に

猛反対をされて涙しましたが、東京に住む従兄妹の紹介で夫との話しが

盛り上がった時は、お見合いだったし、当時は夫に悪いけど~夫より若い時から

都会に憧れ、(この縁談だけは絶対に現実のものにしたい)と・・・

 

兄貴と従兄妹の家で夫とお見合いをして「彼だったら大人しそうだし~

真面目そうだから・・・」と太鼓判を打って呉れて、縁談は進みましたが、

何せ一寸「東京は都会過ぎるし、末っ子の和子は都会に憧れて『東京へ行く』と

言うけど~大丈夫かよ~」と言うのが、隣り近所の話題でした。

 

特に兄ちゃんは和子を何時も可愛がって呉れて・・・手放したく無い一心から

新屋の姉さんの弟さんとお見合いをさせたり・・・弟さんの新居を見せに

連れて行って呉れたり・・・又兄ちゃんの知り合いの指物師のオジサンに

和子のお婿さん探しを依頼し・・・和子の勤め先迄指物師のオジサンが

訪ねて来たり・・・でも~和子は「東京に行く」と頑固と聞き耳を持たないから・・・

「兄貴は冷たい奴だ~和子を東京へ遣れば親戚付き合いをしなくても良いから

東京へ遣ってしまう」と兄貴を非難したり・・・

 

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結局夫と縁が有って東京へ来る時には新屋の姉さんは「親鸞会」に

入会して居るから・・・

和子に一冊の本をプレゼントして呉れました。その本とは・・・

【インチキと暴力の邪教OO学会の正態】

と言う本でした。和子が社員寮に入社した当時はこの宗教が大流行で寮生も

数名入会し、早番の時には早朝3.00時に起きて押入れの夜具を置く所で盛んと

お務めをして5.00時に職場に就く仲間も居ましたが、和子はご先祖様は大事に

しても、学会に入会する気持ちは毛頭有りませんでしたが、兄ちゃんと新屋の

姉さんの愛情の賜物でしょうね?((^▽^笑) )

【見くびるな 賞味期限は 切れとらん(シルバー川柳)】

思い出ばなし・父と姉さんの親子喧嘩・・・

 

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兄ちゃんも結婚して父に新屋を買って貰って和子の実家から歩いて56分の

所で新所帯を始めました。兄ちゃんは山林組合の山の監守に成って隣り近所の

オバサンや実家の姉さん・姉ちゃん(長女)を雇って山林組合の山に、苗木を

植えたり、風で倒れた木の木起こしをしたりして頑張って居ました。

 

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姉さんや姉ちゃんが結婚するS267年の頃は嫁入り道具に自転車までは

持って行きませんでしたが、新屋の姉さんや君ちゃん(次女)が結婚する時は

お嫁入道具に自転車を持参でお嫁に行きました。

兄ちゃんの山林組合の山に仕事に行く時に新屋の姉さんは自分の自転車で・・・

姉さんは兄貴が乗ってた古い自転車で山に行き、姉ちゃんだけは自転車が無くて

歩いて山に行ってたそうです。

 

それを見た父が、姉ちゃんだけ歩いて行くのを不憫に思い、自転車屋さんに

頼んで姉ちゃんに新しい自転車を買って届けたそうです。

それを姉さんが見て、普通の人は自分の旦那さんに

「私も新しい自転車が欲しいから買って~?」ってお願いをするのだと思いますが、

姉さんは、若くして父を亡くし、又長男も戦死で亡くし、

女系家族で育った人だから・・・父親の怖さを、知らないし・・

「息子の嫁と舅」との弁えも知らず唯、父に

「姉ちゃんに新しい自転車を買って遣ったから私にも買って~」と

おねだりをして大喧嘩をしたそうです。

 

父はかなり激怒して「わしの家は此処だけじゃ無い・今晩から新屋に行くから

お前もついてこい」と母に言って荷物を絡げて新屋に居候に行ったとか?

でも~母は「私は行かない・長男の嫁は「親の面倒を見る覚悟でお嫁に来てる

でも~新屋の嫁は立派な嫁でも~条件が違うから行かない」と言って

行かなかったそうです。

 

父と母は一ヶ月位、新屋と母屋で別居生活をしたそうですが、やっぱり

母の様には頼み事は出来ず、やっぱり居心地が悪くって母屋の方へ

帰って来たとか?結局、姉さんにも自転車は買って上げなかったとか?

((^▽^笑) )

【赤い糸 夫居ぬ間に そっと切る(シルバー川柳)】